2009年 05月 18日
温泉メモ
泊まったのは尻焼温泉の関晴館別館。長野原草津口の駅から村営バスに乗って30分強、川沿いの静かな旅館です。
川自体から温泉が湧いていて入れるのですが、雨だったので普通に宿のお風呂に入りました。
草津から近いわりにはお湯はやわらかくて無色透明、気持ち熱めのよく温まるいいお湯です。泉質はカルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉といってもほぼ無臭。内湯もいいけど女湯の露天風呂が素晴らしかった。岩で組んだ湯船にお湯がとうとうと流れこみ、あふれたお湯はそのまま川に流れ込んでいきます。暗くなってから入ると隣にカモシカが浸かっていても不思議はない雰囲気。実際翌日のバスの中からカモシカを見ました。
日曜日はしっかり雨降り。
バスの都合上早めに宿を出たので、近くの川原湯温泉に立ち寄りました。数年後にはダム建設で沈んでしまうとか。
共同浴場の「大湯」に入り、お昼を食べた後しつこく「笹湯」にも入浴。泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉でこちらは確かに硫黄の匂いがします。源泉はかなり熱いので水で温度調節しながら入ることになります。
こんな張り紙がしてありました。
「笹湯」は無人で料金300円を自分で箱に入れるようになっていて、私たちが訪れた時は本当に誰もいませんでした。まずは水のホースを全開にして温度を下げないととてもじゃないけど入れません。ゆで卵を作るにはちょうどいい温度でした・・・
誰もいなかったので夫と壁越しに熱い熱いと騒ぎつつ、なんとか温度を下げて湯船に体を沈めることができました。
川原湯温泉、ダムに沈んでしまうのが残念ないいお湯でした。