2009年 09月 14日
江戸東京ねこづくし展
浮世絵だとやっぱり絵になるのか美人がヒモや毬で猫をじゃらしている図が多いですね。猫の方はと見ると、断然白地にぶち猫さんが多い印象です。意外と黒猫や茶トラは少なくて、尻尾はいわゆるボブテイルが目立ちます。かわいく描かれているだけじゃなくて、化け猫も多数あり。猫が行燈の油を舐めるというのは、当時灯りには安い魚油を使っていたからという説明があって初めて知りました。
東京になってからの猫というと、漱石の「吾輩は猫である」の装丁がイギリス風だったり、萩原朔太郎の「猫町」の猫はもうすっかり洋猫の顔だったりと様相が変わってきます。個人的には内田百閒の「ノラや」の直筆が見られてちょっとうれしい気持ちになりました。
お昼は、両国に来たらちゃんこでしょう、ということで一緒に行った友人とちゃんこ鍋でした。
ランチなので一人前のセットです。
これは醤油ベースの海鮮ちゃんこ。友人は三色つみれちゃんこを食べてました。これにごはんと小鉢、お漬物がついて¥880也。手軽に味わうにはいいかもしれません。