2009年 12月 13日
映画「犬と猫と人間と」
去年の神奈川県動物愛護協会50周年記念イベントで途中までの試写版は見ていたのですが、ちゃんと最後まで見たかったのと夫にも見てほしかったので。
もともとは猫好きのおばあさんから映画製作を頼まれるという始まりで、監督自身が動物問題に詳しい訳ではなく、それこそグループ名と同じくローポジションな姿勢で淡々と映画は進んでいきます。だから見ている方も押しつけではなく同じ目線で、監督と一緒に疑問を感じたりたじろいだりしながら犬猫をめぐる状況を知っていけるのではないでしょうか。
捨てられた犬猫の話というと重苦しいイメージですけど、愛護協会のしろえもんやにゃんだぼみたいに笑えるキャラもいるし、子供たちがけなげに捨て犬を育てて里親を探す場面などもあり、見終わった後はほんのり明るい気持ちになれる映画です。