2011年 05月 18日
山下町の素敵な焼鳥屋、そして怪しすぎる中華の店
焼鳥不毛の地、山下町に今月オープンしたばかりの「仙雲」です。別々の店で修業した3兄弟が結集したのだとか。おまかせで頼んだところ、最初のささみがいきなりハイレベル。レアな焼き加減といい塩の利かせ方といい素晴らしい。その後モモ、レバー、皮、ツナギ、手羽先、つくね、ひざ軟骨、だったかな。手ごろな値段のワインもあってぐいぐい進みます。焼鳥以外ではキャベツの塩コンブ和えといぶりがっことクリームチーズのおつまみ。
オープンしたてということもあって接客も一生懸命だし、なにより鳥肉自体がおいしくて今後も通いそうな予感です。
お腹もいい感じなったところで、Yさんに連れられて2軒目へ。中華街と言っても観光客がふらりと入る確率は限りなくゼロな店でした。まずビルの4階だから目につかないし、エレベーターも乗り込むのに躊躇するボロさです。実際客のほとんどは中華街の料理人たちだそうです。
いましがた焼鳥を食べたばかりなのに、Yさんは次々にオーダー・・・ 写真の巻き揚げ、豚バラと野菜の土鍋煮込みの他にも鴨の焼いたのとかエビの炒めものをなんとかお腹に収めます。巻き揚げはおいしかったなあ。そろそろ終わりかなと思った頃に、薬膳の鍋が登場。もう入らない!と悲鳴を上げつつ一口食べると、朝鮮ニンジンやクコの実などが入ったスープが絶品でした。胃の疲れもすーっと引くような感覚でついおかわりしちゃいました。
見るからに怪しい店の看板。生ビール三杯千円って・・・ 本当に生なのか、ビールなのか???
そうそう、薬膳スープのおかげかあれだけ飲み食いしたにもかかわらず、翌日は胃もたれも二日酔いもなくすっきりとした目覚めでした。