2013年 05月 07日
GWは終わらない
平日の昼下がりから焼き菓子に紅茶を用意して読書、という優雅なひとときを過ごしておりますよ。
え?仕事はどうしたって? 今年のGWはまだ終わらないのです。
なんで紅茶とマドレーヌかというと、ベタですが「失われた時を求めて」を読み始めたら食べたくなって。
さらになんで一大長編小説を読み始めたかというと、20日まで会社のリフレッシュ休暇なのでした!
猫ズがいるので長い旅行にはいけないし、普段は読めない本に挑戦してみようかな、と。
とか言ってホントはリストラされたとか・・・ かもね~
これこれ、いい加減なこと言わないの!
昼寝から覚めたときに私がいて、なんで?という不審な顔をするのはどうかと思います・・・
しかし紅茶に浸したマドレーヌっておいしいのでしょうか。
---私は何気なく、お茶に浸してやわらかくなったひと切れのマドレーヌごと、ひと匙の紅茶をすくって口に持っていった。---(引用) とあり、バターたっぷりのマドレーヌが紅茶に染み出して、と想像するとう~んと唸ってしまいます。
そういえば以前、フランス映画を観ていたら主人公がカフェオレボウルにクロワッサンを投入して、やわやわになったのを食べていて、なんとも不味そうだったのを思い出しました。
それはともかく、びしょびしょのマドレーヌのおかげで昔の記憶が今のことのように甦った主人公は、ありったけの詳細な描写で幼少期を過ごしたコンブレーの町での出来事を語ってくれます。
この休暇のために読まずにとっておいたんですよ、というくらい好みの小説なのですが、なにせ長い。
全13巻をいつか読み終えることができるのでしょうか・・・